緑葉の茂る木立に不如帰 連続に鳴く声を聞く朝
繁茂樹に桃源郷の思いする 楽園都市の無錫の市街
一雨の湿った土に浮かぶ草 木の葉も萌えてシャッキリと立つ
※本記事は、2015年12月刊行の書籍『歌集 漣の夢』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。
歌集 漣の夢【第18回】
中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。
緑葉の茂る木立に不如帰 連続に鳴く声を聞く朝
繁茂樹に桃源郷の思いする 楽園都市の無錫の市街
一雨の湿った土に浮かぶ草 木の葉も萌えてシャッキリと立つ