一週間というひと区切りがあることは、ありがたいことだ。人が活動するために、ちょうど良い長さの単位だ。始まって終わって、始まって終わって、の一週間の繰り返し。

「終わり良ければすべて良し」。これを実現するために、月曜日を始める。始まりは、どんな状態でも大丈夫。

寝不足でも、体調が本調子でなくても、良き終わりを目指して進んでいけばいいのだ。月曜日を迎えるのも気分次第。月曜日を温かく迎え入れ、憂鬱にならずに、楽しい週末を迎えられるよう祈りつつ、とりあえず五日間生活すればよい。

一週間ごとに生まれ変わった気持ちで、週を重ねれば、良きときは流れていくだろう。学校や職場に属していない人でも、リズムを作ることは大切である。

「呼吸を正しくすれば、よく生きる」のと同じだ。家にいても普通の人は日課があるだろう。

それに合わせて、賃金労働でなくとも週単位で仕事を考え、週単位で始めと終わりのスケジュールを立てる。

そして、その始まりがあることを改めて感謝するのが、月曜日を好きになる秘訣だ。

※本記事は、2020年12月刊行の書籍『眼(あい) 天使が語った道しるべ』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。