よどの辺に 逢はずにをれば、うつせみは 沖へに過ぎぬ。またも逢はめやも

十一月
八日

四歳が よどの小岸に ぼとんとはまり、ぷかり浮かぶを六歳掬ひき

十一月
八日

かぎろひは ほのか 紅点べにさし。中津の沖 よどの面輪の照り映えにけり

十一月
七日

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。