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新聞コンフォート・リーダー

新聞は我々にとって社会の動きを知るための貴重な情報源です。

個々の新聞の報道姿勢等については様々な評価があるにしても、扱う範囲が広く、内容の信ぴょう性も高く、報道だけでなくある程度の主張も許されているので、我々に広い範囲の知識を与えてくれることは疑いがありません。

変化しつつある社会に向けて全方位に開かれた窓から見る景色のようなものですから、年齢に関わらず毎日目を通したいものです。

しかし、現役時代は目を通すのが精一杯で、じっくり読む時間がとれるような年齢になると、体力や視力が衰えて来るという問題があり、中々思うように行きません。

加齢に伴い、新聞を長時間読み続けることは、余程広いテーブルでも使えない限り難しくなって来るのです。最近は、タブレットやパソコンで読める電子版もありますが、昔ながらの紙新聞の魅力は捨てがたいものがあり、紙新聞の方が好きな筆者にとっては悩ましいことです。

リタイアした友人から、「朝、ソファーに座って新聞をバッと広げてゆっくり読むのが夢だ」という話を聞いたことがあります。その気持ちはとてもよく分かったので早速やってみましたがすぐに腕が疲れてしまい、なる程、確かに夢だと思いました。

新聞を見開き状態で目の前一杯にきれいに広げると、時に良い景色を見ているような心地よさを味わうことがありますから、友人の夢は我が夢ともなり、これも叶えてくれるような新聞読み器が欲しくなります。