枯れススキ 払うが如く 雲分けて 中秋の月 天空に消ゆ

餅をつく 兎はそこに 居ぬという 寂しからずや 中秋の月

雲は行き 群青の空に 残されし 十六夜いざよいの月を 嘆かしむるや

※本記事は、2012年6月刊行の書籍『日々、燦々と』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。