呑川に野鯉昇りて春を告ぐ 過ぎ行く冬の温もり残し

昼間から睡魔に襲われ不甲斐無し 妖怪病魔占領に沸く

雲晴れて温む太陽桃節句 友の招きを愛しく思う
 

※本記事は、2012年12月刊行の書籍『歌集 星あかり』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。