電車より降り立つ駅のホームには あふるる秋風わが身をめぐる

地下鉄にスマホをいじる人たちの 七人掛けに七人すわ

十両じゅうりゃうの長くかがやくの電車 轟音ごうおんを残し闇にとほざかる

※本記事は、2018年11月刊行の書籍『歌集 風音』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。