鳩たちが一心不乱に食べている酢漿草私も舐めてみました
熊笹のつんつん伸びる芽を抜いて齧ってみました Vサインする
「撫子」とやさしく呼ぶのは同じ科の同じ香りのカーネーションです
※本記事は、2015年3月刊行の書籍『歌集 祈り』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
歌集 祈り【第18回】
―ああだから月はみんなに愛されるんだ自分ひとりを見てる気がする―
夜明けに人知れずそっと咲く花のように、
それでいいんだよ、と許してくれるような、
自分のかわりに、幸せを願ってくれるような。
心に灯りをともす、優しくあたたかな短歌を連載にてお届けします。
鳩たちが一心不乱に食べている酢漿草私も舐めてみました
熊笹のつんつん伸びる芽を抜いて齧ってみました Vサインする
「撫子」とやさしく呼ぶのは同じ科の同じ香りのカーネーションです