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インドと中国との数値比較

経済成長率においてはインドと中国は同等ですが、市場規模が圧倒的に違って、インドは中国の1割程度です。

一人当たりGDPでは、インドは中国の2割程度であり、圧倒的に国力が違います。JETROのデータを見ると、2017年の実質GDP成長率では、インド7.0%、中国6.9%。

名目GDP総額では、インド131,751(10憶ルピー。為替80INR/USD換算で1,647[10憶USD])、中国12,062(10憶USD)となっています。

2017年の一人当たり名目GDPでは、インド1,983USD、中国8,667USDとなっています。

また、直接投資受入額では、インドは中国の2割程度。外貨準備にも圧倒的な差があり、インドは中国の1割強のレベルです。なお、インドの対外債務は、52兆円規模(529 Billion USD x 100yen/USD)で、同年の輸出額31兆円規模(313 Billion USD x 100yen/USD)よりも多い数字となっています。

インドの外貨準備高が45兆円規模(446 Billion USD x 100yen/USD)であるのに比べ、対外債務52兆円(529Billion USD x 100yen/USD)という数字は、バランスを欠くものであり、日印通貨スワップ750億ドルがやはり有効なのでしょう。

.直接投資受入額=インド39,431(100万USD)、中国166,084百万USD。

.外貨準備高=インド446,029(100万USD)、中国3,235,895百万USD。

.対外債務高=インド529,290(100万USD)、中国1,758,000百万USD。

.輸出額=インド313,887(100万USD)、中国2,279,162百万USD。*(JETROデータ.2017年より)

在インド日系企業の使命

現在、インド太平洋構想が叫ばれており、インド、米国、日本を基軸とした、経済強化.防衛強化の必要があるのは、前述のとおりです。インドは、経済で中国に立ち遅れているものの、地政学的には、日本の海上輸送確保の点で重要に位置づけられるべき国なのです。