最初はごく小さく、大したことではないので、

「自分が我慢すればうまくいく」みんなそう言います。

でもそれが、毎日毎月毎年になったらどうします?

みんな相手のために我慢し、「俺だって我慢してるんだ!!」

なんて我慢の比べ合いになります。

結局、それが原因で破綻するんです。

もしくは破綻しているのに、そう見せないように我慢し続けます。

「ガマン」をやめたらどうなりますか?

皆さん、もっとひどいことになると言います。

真にそうなら、立ち去ればいいのです。その関係をやめるだけです。

しかし、必ずやめない原因があります。

やめるのも怖いのです。

結局我慢とは、自分の恐怖にがんじがらめになっていることです。

ではあなたは何を恐れているのでしょうか?

あらゆる種類の暴力?

でも、間違いなく、あなたが恐怖に縮こまれば縮こまるほど、

相手はもっと大きく恐ろしくなっていきます。

それは相手が大きくなったのではなく、あなたが小さくなったのです。

関係を断つと、一人では生きていけませんか?

相手なしでは生きていけないと決めてしまったのは、

本当は能力の問題ではなく、あなたの勇気の問題です。

もう一つ、なぜ、相手を受け入れることができないのでしょう?

何が許せないのでしょう?

そうまでして、あなたは何にこだわっているのでしょう。

我慢の解決法について、ここで一概に述べることはできません。

しかし、何より大切なのが「ガマン」は解決法ではなく、

何も解決していないことなのだと理解することです。

苦労して糸を解くと、人生が変わり、全てが変わります。

誰も傷つけず、誰にも傷つけられず、我慢しない、人生です。
 

※本記事は、2020年11月刊行の書籍『きみに贈る本 自分らしく前向きに生きるために』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。