かぎろひに 消えゆく よどの明星よ、紺深き地にまたゝまみ。よ

【午前六時半】

十一月
十四日

押し照る 難波の海に、蒼錆びの かげ押し立てよ。よどのおもの入る

十一
十三日

よどのおもに 斑のあらはれ、ゆらめきて 朱をさしをるはかぎろひぬるか

十一
十二日

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。