いつも君らは比べるけれど、比べるのは取り繕った他人のうわべと、

うまくいかない自分の中身だ。

それじゃあ卑屈になるために比べているようなものだよ。

違ってるからって、変わってるからって笑う輩はね、自分が必死になって同じに

なろうとしている苦行が、そうでもしないと報われないからだよ。

みんな、違うんだ。

違って、いいんだ。

世の中はね、全員人間だと思うより、動物園のようにいろんな動物の集まり

だと思った方がわかりやすいし、うまくいく。

違っていることを、咎めたり、責めたりしないだろ。

もう同じ箱に詰められるのは、おしまいだ。

いかに自分らしく生き、周りに愛を与えられるか考えるんだ。

自分に何があるか見てごらん。

そのハートにあるちっちゃなお財布で、

みんなのために何が買えるかやってごらん。

 
※本記事は、2020年11月刊行の書籍『きみに贈る本 自分らしく前向きに生きるために』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。