②石塚山古墳三号鏡・三角縁獣文帯三神三獣鏡(22.4センチメートル)

「日・日・日・全」の同笵鏡は国内で確認されていない(宇原神社所蔵、撮影は苅田町教育委員会)。向かい合わせた状態で書写した図が一枚ある。

豊前石塚山古墳三号鏡・三角縁獣文帯三神三獣鏡

③石塚山古墳四号鏡・三角縁獣文帯四神四獣鏡(単像F1型式、21.7センチメートル)

「天王」が七カ所と「日月」が一カ所外向けに配列されてある同笵鏡は、奈良県黒塚古墳に一面、福岡県大野城市御陵古墳に一面あり、計三面ある(宇原神社所蔵、撮影は苅田町教育委員会)。向かい合わせた状態で書写した図が一枚ある。

豊前石塚山古墳四号鏡・三角縁獣文帯四神四獣鏡
※本記事は、2020年11月刊行の書籍『邪馬臺國は豐國にあり 歴史学と考古学から読み解く⽇本古代史』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。