ひとり旅

夫婦といえど、旅は個人のもの。無論のこと人生もそうで、他の誰のものでもありません。

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だからこそ、自分で考え行動し、作り上げる。それが大切だと思います。特にスポーツ選手などが何かを人生に例えるきらいがありますが、私は登山を人生そのものだと思ったこと、感じたことはありません。

登山は競争ではないですし、個人個人で考え方や志向が異なっています。プロ・スポーツのように、最終的に勝利や金銭が目的なら別で、登山界でもそれで生計を立てている一部の人は除外せねばなりません。

ですが、ピーク・ハンターがいれば、同じ山に何度も足を運ぶ人もいる。花好きの人がいれば、滝や渓流に興味のある人、野鳥や動物に出会うことを目的とする人も存在します。

私に限っても、どんなに努力しても報われないような職場環境と比較しても、登山では頑張っただけの見返りや報酬が得られます。

天候に恵まれなければ、引き返して出直せばいい。老いたり死んだりしない限りは、何度でもチャンスがあります。人生と重複するかといえば、私の場合には当てはまりません。登山と人生とは、全くといっていいほど、別物です。

またしても話が逸れましたが、強いていえば、人生はひとり旅のようなものでしょうか。連れのいる旅の楽しさとか利点、価値などというものを否定はしませんが、旅のよさはやはり個人個人がかみしめ、受け止めるものです。

少なくとも、自分の得たものを、少しずつでも蓄積できているように思えます。無駄も多かったでしょうが、栄養やエネルギーとして血や肉となったものもあるはずです。

旅をするなら、断然ひとり旅です。絶対とは断言しませんが、最初はすったもんだしながらも、経験を積むごとに骨格、支柱みたいなものが形成されるはずです。それが実力となり、次に、そして将来へとつながって行きます。1回1回、1歩1歩を大事にすることが、鍛練・修養につながるのではないかと、今となってこそ回想できるのです。

小さい工夫

私は最高でも10泊程度の旅しか経験していないので、それ以上長期となる旅について云々することはできません。あるいはまた、海外旅行の経験も3~4泊程度のたった3回しかないので、海外旅行に関しても言及不可能です。

ですから、ここでは私の経験の中での話になりあまり参考にはならないかもしれませんが、そこから何か少しでも汲み取れるものがあれば幸いです。