淀川。よ 煮詰まるころを、きのふけふ 表紙の写真をまさぐりをりぬ

【午前六時半】

十一月
十九日

あしびきの 木に熟れきりし黄金の、花梨煮てをりぬ。赤びかるまで

十一
十八日

中津の潟 銀の泥面の 光跡は よどの漁師の踏み遺したる

十一
十七日

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。