7.友人の芝居を応援

そんな彼の心意気と彼を支える夫人の尽力とお仲間の熱意に打たれて、私は公演当日の受付と雑用をお手伝いしている。そのための上京が、一年の予定に組み込まれるようになった。

【人気記事】JALの機内で“ありがとう”という日本人はまずいない

ところが第4回公演を前に今年、10月1日付で彼の海外赴任が決まった。11月初めには現地に着任。公演をどうするか? 熟慮のうえ考えた結果、ビデオで練習しながら主役を務努めることに決めたようだ。

今ごろグアムで『一心太助』を一人でやっているのだろう。ボランティアで芸を披露することで自分たちの技を磨き、また観客が喜んでくれることを喜びとし、それを日々の活力にしている。

仕事や日常生活においても、彼の話術、プレゼンテーション、表現力は素晴らしいものだ。いい生き方をしているなと思う。活動を通じ、私たちの元気と感謝の気持ちを「芸能」をキーワードとして善意(愛)をもって社会に還元し、いきいきとした感動ある快い社会づくりに貢献していくグループ――これが、彼が理事をしている「善の快」。

「善の快」がますます発展したくさんの人が善意に包まれるように、微力ながら私も応援していきたい。

NPO法人「善の快」http://love.iinokai.com/

8.『サンタクロースっているんでしょうか?』

今から百年以上前、ニューヨーク・サン新聞社に、サンタクロースはいるのか、という子どもからの質問の手紙が届いた。そして記者はその答えを社説にして愛情あふれる文章を載せた。

クリスマスの伝説のように語り継がれているお話なのでご存知の方も多いと思うが、より多くの人に知ってほしいので紹介する。

「サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?」