声は心の深層を映し出す鏡

多くの自己啓発の本には、「自分が出したものが、そのまま自分に返ってくる」という、エネルギーの法則についてよく書かれてありますが、私も、自分の出した声のエネルギーがそのまま現象となり、自分自身に返ってくるという場面に多々遭そうぐう遇しました。

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この法則は、すべてに等しく当てはまると思います。

「ありがとう」や「愛しています」という言葉の波動(言霊(ことだま))が運気を上げるということも言われていますが、周りに愛のエネルギーを出せば、愛のエネルギーが返ってくるし、どんな理由があったとしても、批判や怒りなどの負のエネルギーを出せば、負のエネルギーが自分に返ってきてしまうのです。

さきほど、声のエネルギーが現象をつくり出し、人生にも影響を与えていそうだということをお話しさせていただきましたが、もし、本当にそうだとしたら、人間関係をよくするのも、いい仕事をするのも、豊かな生活を送っていくのも、声のエネルギー次第。

日々、自分がどんなエネルギーを発しているかということが、とても重要なポイントになってきます。

これを知るためには、先に触れた音声分析ソフトを使えば、正確に診断できますが、エネルギーの法則にのっとって、今の自分を省(かえり)みるのが、一番手っ取り早い方法ではないでしょうか。

また、「自分が出したものが、そのまま自分に返ってくる」というのは、事象に限ったことではありません。おしなべて多くの人が、自分よりも周りの人たちのほうに目がいきがちで、〝あの人は何とかしてあげないとダメだ〟、〝あの人には、こういうところを直してもらいたい〟などと、ついつい相手を変えようとしてしまいます。

しかし、これもエネルギーの法則でとらえれば、同じ周波数を持つから、そうした人たちとも出会っているわけです。すべては鏡の法則とも言われていますが、声というのは、自分でもよくわからない、深い部分での心の働きを映し出す鏡、自分のあり方をそのまま映し出す鏡でもあるということです。

人生というのは、このように、リアルな人との出会いや事象を通して学べるようになっています。このことに気づいて自分の内面を変えていくことで、周囲の人たちを変えようとしたり、目の前に起きている事象を解決しようとしたりして頑張らなくても、周りが自然と変わっていきます。それが宇宙の真理です。