蒼(あを)墨の薄むらさきの さざなみに 震るふる淀の面(おも)わたりゆきぬ

【平成三十年 2018年十二月五日、台所から玄関】

十一月
二十四日

 

かぎろひの 赤ぐろみ来ぬ、むらさきの 雲焼き儘くしわれも焼き滅ぼされむ

【平成最後の新嘗祭の晨】

十一
二十三

 

かぎろひの 赤きひかりの 舐めあぐるに 雲の底ひ燃えよどの面輪燃ゆ

【午前六時半】

十一
二十三

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。