22.play P game 8

「京都なんだ~」
「女の子が好きなの?」
「はい」
「女の子と付き合ったことある?」
「あるんですけど…」
「10年くらい、恋人いないよ、お仕事に、こうだったから」
「え~」
「付き合う? 今、彼女探してるよ」
「はい」

わたくしは、ほんとだったけれど、ノリで言ってくれるけれど。

「‥‥」
「うん」

お友達が、ダンスフロアから、何か言ったみたいだった。

「わかった」
「何?」
「4時半には、帰るって」
「4時半? 一緒に帰ろ」
「はい」
「ほんとに、付き合う?」
「え~」
「ちょっと友達のところ行って来ます」
「うん、待ってるから、一緒に帰ろうね」
「はい」

4時20分頃には、ロッカーから、コートを着て、鞄も準備した。ソファの隣で待った。来ないだろうな。そんな風には思ってはいたけれど、やはり待つことにした。

ふと、横を見ると、半ば、2階の入り口のところでひとりで携帯触ってた子がいた。喋りかけようかと思ったけれど、綺麗な顔立ちのその子には、むしろ、その時は、喋るのを留まった。