なだらかな坂多き街 白波の 寄せては退きし証しを刻む

 

崖ぞひにこんこんと湧く泉あり 縄文人の水汲みしところ

 

あざやかに紅(あか)く粧(よそほ)ふ丸(まろ)き壺(つぼ)  弥生の土器が掘り出ださるる

※本記事は、2018年11月刊行の書籍『歌集 風音』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。