そしてまた仕事探しです。今度は職業安定所で手続きをしてもっといい所を探そうと私は考えました。するとなかなかこれだという仕事が見付からず、面接に行って話しを聞くと、何か違うとか、なかなか見つかりません。今回は仕事探しに苦戦しましたが、ようやく見つけて働く事になりました。

空も高校生になると彼女ができました。同じ部活の先輩で、彼女の家も少し大変そうで二人は悩みを言い合える様子で、空も父親の事を色々と彼女に言って、少し心が楽になるのかなと、私も少し案心していました。

私は新しい仕事に早く慣れようとがんばりました。前より職場も近くなり、時間的には少し余裕もできました。新しい会社では色々とイベントもあり、従業員旅行もありました。私も入ったばかりでしたが参加しました。家での事を忘れて楽しめて、いい気分転換になりました。

とてもたくさんの人がいて、仕事も色々覚える事がたくさんあり大変でした。中にはとても信じられない様な人もいました。入ってすぐに辞めてしまおうかと思った事もありましたが、何とか辞めてもだめだと思い耐えました。

新しい会社にも慣れて、一年ほど経った頃足が痛くなったり、違和感があるので事があるが何だろうなと思っていました。ある朝、いつもの様に起きるとベッドから降りて踏み出せないのです。何かがおかしいと思いながら少し歩くと急に痛み出しました。

私はこれはおかしいだめなやつだと思い夫に言いました。「ちょっと歩けないかも。」と。夫の弁当を作らないといけないし、とりあえず一緒に一階に行こうと階段を下りるのですが、足に激痛があり、思うように歩けません。

とりあえず私は仕事に行けないから休むけど夫の弁当をどうするか夫に聞くと、夫もすぐに下りてきて、「お前そんなんやったら病院へも行けへんやろ。おれも休んで病院へ連れてくから。」と言いました。私を座らせて自分で朝ご飯の用意をして、空にも自分で用意する様に言っていました。

空はとても心配していましたが、病院に行ってくるから空は心配せずに学校へ行く様に言い、空は学校へ行きました。私はもう痛くて痛くて仕方がありません。立っても座っても、寝ていても痛いのです。

朝起きてこんな事になるなんて思いもしませんでした。何かにつかまって、やっとの思いで立ち上がるといった状態です。病院に行くと、レントゲンを撮ってもらい股関節が左右でとても違うと言われました。そもそもお椀形をしているはずのものが、左側だけがお皿の様になっているという事で、これが痛みの原因であると言われました。

とにかく痛みを止めるために痛み止めを飲んで、湿布を貼りました。あまり運動したりせずに長く付き合っていかねばならないよと言われました。痛みが出たら薬を飲んで、もっと年をとったら手術を受けた方が良くなるかも知れないよとも言われて、少し恐くなりました。一瞬何かの病気で、もう歩けなくなるのかと思い私は焦りましたが、そうではなさそうなので少し案心しました。