『言語能力2歳の自閉症 正社員となる』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、発達障がいを持ちながらも豊かな人生を送る息子の成長を綴った教育実録をお届けします。

3歳児健診で「自閉症」の診断

3歳になり、二人目を授かった事から風呂なし1DKのアパートから少し広い賃貸の古い一軒家に引っ越しました。駅から遠いのでバスに乗れば、車のエンジン音に合わせ、同じように「ウー、ウー〜〜〜」と言っているだけ、そして「ラリ、ラリ、ラリ、〜〜〜」と言って手をひらひらさせたりしています。

物がきちんと規則正しく並んでいないと気が済まず、靴は、すぐに並べ替え、玄関はいつも整然と靴が並べられていました。所定の位置にものが収まっていなければ気に入らず物を並べ変える。幼児なのに几帳面すぎてそばで見ていると窮屈になってしまいます。

手が土に触れることが大嫌い。頭をシャンプーする時、子どもを抱きかかえて洗おうとするのですが、抱きかかえる事が出来ません。シャンプーを嫌がり大変でした。

回るものにしか興味を示さず換気扇ばかり探しては、じっと見ている。夜は、寝付きが悪くなかなか寝ず、夜中の2時、3時位に突然ワハハと笑い出し、やっと寝付くという状態です。それでも朝の7時には起きてしまいます。