健康づくりのため、ジム通いやジョギングを始めたという同僚は、スマホのアプリで成果を測定するのが楽しみだともいう。一方、たまたま友人の誘いで野菜作りを始めたら、意外と自分の性に合うことを発見し、自家栽培した野菜で料理することが今の楽しみだという先輩もいる。

私の場合は、これまで食わず嫌いだったテーマを勉強会の仲間や研究会の先生から教えてもらったことが多い。因みに、城山三郎氏が残した名言に「記録でなく、気分で旅する。そして、取材の旅、つまり人間を追う旅。私の旅はこの2種ぐらい」とあり、氏はそれらを「小説を書く」というテーマの中で昇華してきたと思えるのである。要は、自分自身に合った「第2の人生」のテーマに、自分が納得できることが大切だということである。

さらに、「一日即一生」、「一日一快」でよし、「この日、この空、この私」といった、日々の感動の積み重ねが、氏自身の人生のテーマとなったという。(2019・10・11記)

第2章 地球温暖化に関して

地球温暖化の問題は、グレタ・トゥンベリという女学生の登場で、世界的に注目を浴びた。石油や原子力に替わる再生可能エネルギーに関する議論は、地球温暖化ガス削減という喫緊の課題となっているものの、福島原発事故を経験した後も環境と経済成長のどちらを取るかといったレベルでの意見対立から抜け出せていないように思える。

2050年までにCO2をゼロにしないといけない中で、ドイツやスウェーデン等の欧州や北欧は着実な動きを見せているが、米国と日本はまだその舵取りが出来ていない様相だ。地球規模におけるエネルギー問題は、倫理の問題、技術の問題の両方をうまくコントロールしていかないと実現が困難な課題でもある。

(主な参考図書)
・『エネルギーから経済を考える』鈴木悌介(2017年 エネ経会議出版部)

・ 『CLIMATE SHOCK(気候変動クライシス)』ゲルノット・ワグナー、マーティン・ワイツマン(翻訳:山形浩生)(2016年 東洋経済新報社)

※本記事は、2020年12月刊行の書籍『水平思考で社会問題を詠み解く!』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。