マンガンもその一つで、骨の形成を促進し、じょうぶな骨や関節を作ります。生殖機能とも関係があり、マンガンが不足すると性ホルモンの合成能力が低下するため、生殖能力が落ちたり、生殖腺機能障害が起こったりするといわれています。さらにマンガンは、自律神経などの神経作用にも関係し、正常な状態を保つために必要です。

注目のガンマ―オリザノール

ガンマ―オリザノールは、米ぬかの脂質に多く含まれている成分です。自律神経の働きを調節したり、消化管のコレステロールの吸収を抑えたり、血液中のコレステロール値を低下させることがわかっています。不定愁訴と呼ばれる体の不調や脂質異常症、更年期障害で悩んでいる人に、おすすめです。

また、ガンマ―オリザノールは、体内で代謝される過程でフェルラ酸となります。フェルラ酸は、ビタミンEよりも強い抗酸化作用を発揮します。活性酸素によって細胞が酸化するのを防ぐパワーが強いことから、美肌づくりや老化防止に効果的だといわれています。ガンマ―オリザノールとフェルラ酸。どちらの成分も、単独で医薬品や化粧品などに応用されています。

※本記事は、2020年10月刊行の書籍『喰い改めよ! あなたはあなたが食べたものでできている』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。