これは非常に危険な状態なのです。子どもは毎晩冬眠しているようなものなのです。夜間メラトニンが分泌され眠くなると、子どもの掌(てのひら)はポカポカと暖かくなります。
体熱を放出して体温を下げ入眠体制に入っているのです。テレビやゲームの光によってメラトニンが抑制されこのタイミング(21時頃)を逃すことで睡眠のリズムが乱れます。
※本記事は、2018年10月刊行の書籍『新訂版 発達障がいに困っている人びと』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。
発達障がいに困っている人びと【第42回】
発達障がいは治療できる
診断、対処法、正しい治療を受けるために
“「発達障がい」は治療ができない難病ではありません。具体的な向き合い方、どうすれば症状は良くなるのかといった筋道はあります。早期発見・早期介入が求められるのは、治療が早ければ早いほど症状に改善がみられるからです。”
医療現場の実情、最新の診断・治療法を専門の小児科医が解説していきます。
これは非常に危険な状態なのです。子どもは毎晩冬眠しているようなものなのです。夜間メラトニンが分泌され眠くなると、子どもの掌(てのひら)はポカポカと暖かくなります。
体熱を放出して体温を下げ入眠体制に入っているのです。テレビやゲームの光によってメラトニンが抑制されこのタイミング(21時頃)を逃すことで睡眠のリズムが乱れます。