デイケア

精神科デイケアへようこそ

デイケアとは精神科の医師の診断の指示で行われるリハビリテーションです。
さまざまな活動や交流を通して、精神科のリハビリを行う場所です。そして、参加の目的は、ひとそれぞれです。

*家に居てもつまらない
*友達が欲しい
*昼まで寝ている生活リズムを整えたい
*病気の再発を防ぎ、自らの病気のことを知りたい
*学校や職場に行くための準備をしたい
*誰かに悩みを相談したい
*病気との付き合い方を知りたい
*自分らしい生き方を探したい

などを目的としています。さまざまなプログラムがあります。

ヨガ教室、卓球、陶芸教室、書道、パソコンスクール、ガーデニング、レクダンシング、カラオケボイス、フットサル、その他、ブルーベリー狩り、フラダンス、着物スクール、初詣、音楽鑑賞、等々外出プログラムがたくさん有ります。

参加は自由です。お昼ご飯が出て、コーヒー、紅茶、緑茶など好きな時間に自由に飲んで構いません。冷蔵庫が設置されており、氷も自由に使え、自宅からの飲み物も持って来て冷やせます。

最近、ミネラルウォーターサーバーを新規に入れました。

薄い黄色い色のパンフレットには説明がゴシック体でそう書かれていた。右下の隅にはたんぽぽが二輪、けなげに可愛く描かれていた。ひまりは、『病気の再発を防ぎ、自らの病気のことを知りたい』の項目が気になった。アッキーは最後の『自分らしい生き方を探したい』の項目が目に飛び込んできた。

二人して読んではみたものの、解ったような解らないような、そして、やっぱり解らなかった。だが『デイケア』の存在の意味がぼやっ~とだが見えてきた。

こんな所にアッキーママは通っているのだとアッキーは思った。趣味のサークルやお友達とのランチで外出していた訳ではない事だけはわかったのだった。

恋して悩んで、⼤⼈と⼦どもの境界線で揺れる⽇々。双極性障害の⺟を持つ少年の⽢く切ない⻘春⼩説。
※本記事は、2020年10月刊行の書籍『ずずず』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。