三個ある時計のすべて止まってる茶房に流れるアンディー・ウィリアムス

 

自らのたましい撥(ばち)で叩きつつ男は津軽三味線を弾く

 

「人」という名称持てる物体がたてよこななめに地下街を行く

※本記事は、2015年3月刊行の書籍『歌集 祈り』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。