ここは象徴の世界だから、いろんな表現で構わない。

要は自分を例えてみるんだ。

そして自分、自分の世界、今自分のしていること、自分のしたいことが、

自分らしいことなのか、自分が喜んでいることなのかを訊くんだよ。

例えば作者の彼女は、「無邪気・献身・感覚的」そんなかたちを持っている。

頑張り屋で正直だが、注意深さや几帳面さは彼女の辞書にはない。

彼女の世界はずっこけや笑いに満ちているけど、

劣等感というパンツはまだ脱げないでいる。

人の役に立つことは、彼女にとってとても大切なことだ。

そういう意味で今の仕事は、彼女にはかけがえのないものなんだ。

ほら、そんな風に自分を例えるとよくわかってくる。

自分を観て、表現して、太陽をいっぱいに浴びてすくすく育っているなら、

それを愛でよう。

そうでないならちょうど良かった。

これから自分に愛情を、おひさまを当て立派に育てよう。

※本記事は、2020年11月刊行の書籍『きみに贈る本 自分らしく前向きに生きるために』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。