【頼長の性格】

なにごとにもきびしき性格は若くして出世を遂げし人に見られる

 

評定に常に遅刻の大臣あり邸を壊し見せしめとす

*評定 集まって合議し、決定すること。

 

世の人の怖れあざけり敬まひてつひに悪左府と呼ばれたり

*「左府」 左大臣の唐名。
**「悪左府」とは「悪者(わるもの)」という意味ではなく、きびしい人柄、また敬う気持ちも込められている。

※本記事は、2013年2月刊行の書籍『花と散りにし』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。