[図1]幸福度とGDPの関係

オンライン対話の可能性

対話のために場所の設定を行わなければなりません。会議室が空いていないというだけで場を持つことができません。また、時間の調整については、話し合いに十分な時間をとらなければならないと思い込み、状況が重くなってしまい、気軽な対話が実現しません。

それが、オンライン対話が身近になったことで、対話に対する重しがとれます。わずかな時間で、お互いが問題に向き合うことができます。ジャスト・インタイムの対話が可能となります。

出張先からでも、対話が可能です。リアルな対話とオンライン対話によって、人間のコミュニケーションを隙間なく埋めていく社会が到来することで、社内で孤立していくことが少なくなるのではないでしょうか。

※本記事は、2020年9月刊行の書籍『ワークスタイル・ルネッサンスがはじまる』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。