柴田環の本科声楽部在籍中の修得科目

【一年】(明治三十四年九月~三十五年七月)

倫理(週一時間以下同じ)声楽・独唱歌(三、練習四)声楽・諸重唱、唱歌(五)器楽・ピアノ又はオルガン(二、練習六)楽典(一)歌文(三)音楽史(二)音響学(二)英語若くは独、仏語(三)体操、方舞(二)課外として生理学(一)心理学(一)楽器構造論(一)調律法(一)計二十四時間、練習十時間(必須)

【二年】(明治三十五年九月~三十六年七月)

倫理(一)声楽・独唱歌(三、練習四)声楽・諸重唱、唱歌(五)器楽・ピアノ又はオルガン(二、練習七)和声学(二)歌文(三)音楽史(二)英語若くは独、仏語(三)体操、方舞(二)課外として生理学(一)心理字(一)楽器構造論(一)調律法(一)計二十三時間、練習十一時間(必須)

【三年】(明治三十六年九月~三十七年七月)

倫理(一)声楽・諸重唱、唱歌(五)器楽・ピアノ又はオルガンあるいはヴァイオリン、笋等(二、練習五)和声学(二)歌文(三)楽式一般(二)美学(二)英語若くは独、仏語(三)体操、方舞(二)課外として生理学(一)心理学(一)楽器構造論(一)調律法(一)計二十五時間、練習九時間(必須)

(※41)明治三十六年七月十日東京音楽学校長より「次学年特待生を命ず」の辞令を受ける。(東京芸術大学所蔵三浦環履歷書)

(※42)ホーキンズ(John Hawkins1719~1789) “General History of the Scienceand Practiceof Music”音楽史学の起点となった基本文献、包括的な音楽通史、一七七六年刊五巻、その後、ノヴェロ社版三巻(一八五三年)が刊行され、以後版を重ねている。環はこの三巻ものを贈られた。

(※43)『東京音楽学校一覧』二三〜二五、三一〜三三及び三四〜三六ページ(同校、明治三十四年、三十五年、三十六年刊)

※本記事は、2020年10月刊行の書籍『新版 考証 三浦環』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。