はじめに

「この子はなぜ、こんなに嘘をつくの?」嘘に隠れている意味とは。

子供には、まだ知らぬ多くの才能があります。

才能のない子供なんて一人もいないのです。子供の本質を見抜き、その子に合った接し方をすれば、自然とその子の「才能」に気付く事ができるでしょう。

では、その子に合った接し方とは? どのように接するのか? まずは早見表で、あなたや子供がどのタイプに当てはまるのか、10種類のタイプの中から生年月日で確認してみましょう。そして、これから子供と一緒に小さな才能を大きく育てていきませんか?

私は、十数年前に占いを学び、この十数年間で何万人もの鑑定をしてきて、本当に多くの方から子育てについての悩みを聞かせて頂きました。そして、子供の本質についてお話をしますと安心してお帰りになられる方が殆どでした。

そこで、この度皆様にもあなたや子供の本質を見抜き子育てに役立てて頂きたく、これまでに学んだ占いと実際に鑑定してきた経験を元にこの『才能開花』を書かせて頂きました。

「この子は、なんで言う事を聞いてくれないんだろう?」「この子の考えている事が分からない」「兄弟同じように育ててきたつもりなのに、なぜこの子はこうなんだろう?」「この子はなせ、こんなに嘘をつくのだろう?」などと、思う事はありませんか?

子供は子供なりに考えがあり、そしてプライドもあります。

勿論、それを上手く伝える事はできませんし、どうしたいのか? どうしてほしいのかも分からないものなのです。

大人に「本音と建前」があるように、子供にも「本音と建前」があります。その建前が「嘘」となるのです。その「嘘」にも理由があり、意味があります。

「嘘をついてはいけません」と怒る前に、「嘘」の奥に隠れている意味を理解してあげる事も大切です。

社会には、頭が良くて一流大学を卒業し、才能に恵まれ活躍する兄と、これと言って取り得もなく平凡に暮らしている弟など、同じ環境で同じように育てられても兄弟姉妹で全く異なった人生を歩んでいらっしゃる方もいます。

一流大学に入学させ、大いに才能を活かし活躍している子供を育てた「子育て」の本は沢山あります。

「ならば、私も」とその本を参考にし、その本通りに育てたとしても中々同じようにはいきません。なぜなら、それはその子に合った育て方ではないからです。

中には、あてはまる子もいらっしゃいますが、大抵は同じようにしても本質の性格や才能の違いなどで、上手くいかない事が殆どです。