陽ひだまり

ぽぽとくるはいつも仲良しでくるは子犬のぽぽが可愛くてわが子のように育て始めた。犬小屋で子犬のぽぽとのらねこのくるの生活がはじまった。

くるは小さなぽぽからはなれずずっと寄りそっていた。ぽぽがご飯を食べてるのを見てからくるは自分のご飯を食べるんだよ。

いつもとっても優しいの。どんな時もくるはぽぽを守っていた。大切に大切に育てているのがわかった。

ぼくはそんなぽぽとくるを見ているのが大好きだった。まるで陽だまりの中にいるようだった。

ぽぽの側にはいつもくるがいてくるはぽぽが可愛くてぽぽがご飯を食べたあとはよごれてしまった口の周りもくるがきれいになめておそうじしてた。可愛くて可愛くてほっとけなかったんだろうね。

晴れた日はぽぽの犬小屋の屋根に座って上からぽぽをながめていてね。いつもぽぽが安心して暮らせるように見守っているようだった。

くるの目にはいつもぽぽが映っていた。優しいまなざしでぽぽを見ていたよ。

2ひきの生活はとてもおだやかで優しい時間が流れていた。犬小屋の側から小鳥のさえずりが聞こえた。

 
※本記事は、2020年10月刊行の書籍『ぽぽとくるのしあわせのばしょ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。