こころは成長します。からだと違い、実際は死ぬまで成長します。

年を取り、もし成長が止まってしまっているように見えたなら、それは、「俺はこういう人間だ」とか「世間はこういうものだ」と自らが多くのことを規定してしまい、成長を止めてしまっているのです。

もし、今あなたが何かに苦しんでいるのなら、それはあなたに、変えられるものを変える勇気と変わるしかないものを手放す勇気と変えられないものを受け入れる勇気を試しているのです。そのこころを必ずあなたは持っています。

柳は緑、花は紅というではありませんか。

「ありのままに生きる」とは、自分本来の「こころの種」に気づき、殻を脱ぎ捨て、生き生きと光を浴び成長していくことです。

その人らしさが輝くように、大切にこころを育てていきたいものです。人目を気にせず、自分らしく生きるということを一生懸命やってください。

※本記事は、2020年11月刊行の書籍『きみに贈る本 自分らしく前向きに生きるために』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。