インドは一筋縄ではいかない

インド人に多い痔

インド料理は香辛料を多く使うためか、痔の患者が多いようだ。

インド建国の父マハトマ・ガンジーも痔持ちだったことは知られているが、事務所のスタッフ30名のうち4年半に2人も手術をした。1人は痔ろうで1回の手術では治療しきれず、数年経って再手術とか。

もう1人のスタッフが痔になったとき、青い顔をして相談に来た。トイレで下血を繰り返すのでガンになったと思い込んでいた。聞いてみると鮮血だと言う。

内臓疾患なら黒っぽい血で、鮮血なら多分痔だから医者に行って相談するように指示。ガンだと思い込んでいるだけに不安そうな顔をしていたが、診察した結果、やはり痔だった。

良性だったが痔核が大きかったようで手術となり、3週間ほどで復帰した。それ以上詳しくは聞かなかったが、インドの医者は痔の手術は上手なのだろう。

日本人でもインド駐在が永くなると痔になるかと思われるかもしれないが、4~5年ではならないようだ。