【旅の歌】

平成二十五年

*茨城・袋田温泉

闇深むほのかな灯り湯のあふる河鹿こだまし瀬の音も高く

神医歌壇

[北海道の旅](以下二首)

*焼尻島

 

焼尻の原始の森に鳴く蟬が夏短しと山をふるわす

*サロベツ原野

 

木道の先に雲引く利尻富士ノハナショウブが今をさかりに

神医歌壇

※本記事は、2019年2月刊行の書籍『歌集 花の影』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。