2 玄米スープの開発に成功

世界最優秀健康維持食品に認定

二〇〇八年、一通の手紙が舞い込みました。元皇族、伏見博明氏が総裁でいらっしゃる「一般社団法人日本文化振興会」からでした。「社会文化功労賞」の候補になったとのこと。驚きながらありがたくお受けしました。

伏見総裁の推薦によって「すぴなっつおらの有機玄米スープ」は、「世界最優秀健康維持食品」として、U.S.A. Non - profit I.A.E.の認定を受けました。そのうえ、ダイエットの権威として、アメリカの栄養学の博士号(Doctor of Dietetics)も授与されました。


私はただひたすら自分の好きなことをやってきただけなのに、結果として悩める方々のお役に立ててうれしく思います。

これらの賞をいただくにあたりましては、いろいろな過程をクリアーしてのことでしょうが、私が一番ドキンとしたのは「あなたを数年間追跡調査した結果、この賞の候補とします」という、一般社団法人日本文化振興会の文面でした。

「私は何か悪いことをしなかったかしら? 人に誇れる生き方をしていたかしら?」
と、しきりに心配する私に、
「だいじょうぶですよ、社長」
と、植竹部長。

昨今は農薬が問題視されるようになり、農薬や化学肥料を使わずに有機栽培をやろうという機運が高まってきました。私どもは、時代の先端を走りすぎていたのかもしれません。ようやく世間が追いついてきた、といえるでしょう。

品質のすぐれた玄米を、生産者の協力を得ながら良い食品に仕上げ、日本の、いや、世界の津々浦々までお届けできればと考えております。