大体、約半年にわたって計10回のコースを、何人かの親御さんが集まりグループで行っています。しかし、2018年現在も、ほとんど自治体では行われていないため、私のクリニックでは自費ですが、それでも予約が殺到し、今申し込んでも開始が半年後になるという事態が起きています。

⑦学校でお子さんに困ったことがあったら、どの親御さんもまず担任に相談するでしょう。

ところが、その担任が発達障がいを抱えたお子さんに理解がなかったらどうしますか? 次は教頭か校長に相談するでしょう。それでもダメなら市町村の教育委員会、それでもダメなら県の教育委員会となります。

実はこの訪ねる順番が教育界では重要なのです。 一つでも順番を飛ばしてしまうと、相手にしてくれない場合が多いのです。県まで意見が届くには手間と時間がかかるのです。

⑧困ったら、どんなことでも県の発達障害者支援センターに電話で相談してください。解決への道筋を指し示してくれるはずです。ただし、ここは、どこに行ったらいいかを教えてくれるところで診断や治療をしてくれる場所ではありません。

IQテストくらいは実施してくれますが、基本はあくまでも支援・相談で、交通整理のようなことを行う機関です。ちなみに、発達障害者支援センターの紹介で私のクリニックへやってくる人は成人を含めて多くいます。

※本記事は、2018年10月刊行の書籍『新訂版 発達障がいに困っている人びと』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。