梅雨が明けぐんぐん気温があがりたり くる日もくる日も三十度越す

 

繁る葉に水の蒸発さかんなる 日にいくたびも水をつぎ足す

 

炎天に花を咲かせん勢ひに 日ごとに肥る稲の穂ばらみ

*穂孕(ほばら)み イネの穂が出る前に、穂の包まれている部分が発育して、ふくれること。

※本記事は、2018年11月刊行の書籍『歌集 風音』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。