英語は聞いているだけでは話せるようにならない

聞く力と話す力は別のもの、真似して声に出すことに意味がある

英語を小さいうちから勉強させたい、と思っている方はとても多いのではないでしょうか? 自分自身が英語を話せない方は特に、DVDを買ってきて見せておけばそのうち耳が慣れて話せるようになっていると思っていませんか?

本を読んでいるだけで、漢字のテストで100点が取れますか? 難しいですよね。それと同じです。

読む、書く、聞く、話すは関連しますが、別々の要素です。DVDを見るとしても、ただ見るだけではなく、真似して口に出すようにすると上達はかなり早いようです。

昔の英語の授業では、読み(リーディング)、書き(ライティング)が中心でした。内容も、This is a pen. How do you do? など、普段の生活ではあまり使わないものが多く、イメージが湧かなかった方も多いのではないでしょうか。

子どもは、英語に対して苦手意識がありません。身近な英語のフレーズに触れさせ、真似をして話す癖をつけさせてあげてください。

その時、少しくらい発音が違っていても注意せず、続けることが大切です。1度カタカナにしてしまうと脳に直接インプットできないようです。

thの発音などは、日本人だけでなく、世界の多くの国で苦労している発音です。サンキュー、シンクのように、thをサシスセソで発音するのは世界広しといえども私の知る限り日本くらいです。

thが発音できない人はタティトゥテトにするといいようです。タンキュー、ティンクとすれば、かなり通じ方は変わると思います。子どもの耳を信じましょう。

ここがポイント
親が英語を得意とするのであれば、日常会話の中で時々英語でのやり取りをするのが最高だと思いますが、英語が話せない場合は、英語の歌やDVDを真似することで自分の声を聞き、正しい発音を身に付けることができます。

※本記事は、2020年10月刊行の書籍『デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。