神話のあらすじ

古事記による神話のストーリーを分かりやすく、かいつまんで述べてみましょう。

古事記によると、天地が初めて現れ、天の高い所にある高天原に神々が成った時、まだ地上の大地は出来上がっておりませんでした。

その時、最初に姿を現して成った神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)で、次に高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と神産巣日神(かみむすびのかみ)が姿を現しました。この神を造化三神(ぞうかのさんしん)といいます。

続いて宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)、天之常立神(あめのとこたちのかみ)の神々が成ります。その後、国之常立神(くにのとこたちのかみ)、豊雲野神(とよくものかみ)をはじめとする神代七代(かみよななよ)の神々が成り、続いて多くの神が成り、最後に伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)が成ったのでした。