はじめに~家族のかたちや恋愛について今一度考える

ごくごく普通に、あるいは普通以上に真面目(まじめ)に、現実的に生きてきた私は、母親の死や友人との何気(なにげ)ない会話をきっかけに、突如(とつじょ)スピリチュアルな世界へと突入しました。

そして西洋占星術(せんせいじゅつ)の能力に気づき、そのまま仕事にまでなり、そこから激動の人生を歩むことになっていきました。

最初は、そんな人生の変化に喜びつつも戸惑(とまど)いも多く、なぜ私がこのような道に進むことになったのだろうと、何度も疑問を感じていました。また、普通でいたいという思いがあったのか、人生の変化についていけず、何度も涙しました。

そして、約四年かけて、ようやく自分の人生に納得(なっとく)がいくような状態になってきました。この四年の間に起きた数々の驚(おどろ)くべき出来事―そこからたくさんの気づきや発見があり、人生とはどうあるべきか、一つの人生の標本としながら、何かを伝えていかなければいけないのではないかと、強く魂(たましい)からの声を感じ、書籍『運命の輪 Wheel of Fortune』を書くに至りました。

単にスピリチュアルな物語としてお読みいただくのではなく、一般的にありがちな家族のかたちや恋愛について、今一度、考えてみてもらいたい。制度としての家族、夫婦のあり方が、必ずしも最良にして、当たり前のことばかりではないという視点を持ってみてほしい。

また、私自身が、お酒をやめて気づいたことや、家族と離れ、独(ひと)り暮らしをして気づいた幸せ。そんなことも、人生とはどうあるべきかを改めて考えてもらうきっかけになればと思っています。

ありきたりな人生が悪いというのでは決してありませんが、この命ある人生、ただ何となく結婚、出産、子育てをして、残りの人生をやり過ごすというのでは、もったいないように思いませんか?

本連載を通じて、真の意味での、より自分らしい人生を生きてみたいと、一人でも多くの人に感じていただけることを願っています。

※本記事は、2020年11月刊行の書籍『運命の輪 Wheel of Fortune』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。

※本記事は、2020年11月刊行の書籍『運命の輪 Wheel of Fortune』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。