浮く心なだめ鎮めて花の影一輪ごとに絵に写しゆく

 

春がすむ空にも染まず天をさし純白のしろ木蓮の咲く

 

お女郎が赤き唇つき出して一寸お寄りと怪しの椿

※本記事は、2019年2月刊行の書籍『歌集 花の影』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。