人から嫌われる怖さと勇気

人から嫌われまいとして、無理して迎合する必要はありません。嫌われても本音が言える度胸が必要です。俳優の坂上忍さんも、他の人と同じ視点でものは言いませんよね。自分が、ある人から嫌われていると感じても、実際そうであっても、その人は他の人からもっと嫌われているはずです。

ただこうした場合、姑息な人は、皆で、寄って、たかって、いじめようとするので注意は必要ですが、そうでなければ平常心を心掛けましょう。自分がイライラして他人を嫌いになる時を思い出してみましょう。

最低限、それを自分自身も他人に行わないように気を付けるようにしましょう。実を言いますと、そんな私も人から嫌われることはかなり気にします。私も、この本を執筆するにあたり、仲間の信者さんに知られたくない過去もありますので、勇気がいりました。偏見の目は怖いものです。

しかし、勇気をもって書いています。私は私、他の人は他の人、私みたいな人生は送れないのだからと……だから、あなたにも勇気をもって頂きたいと思います。

いじめは私が幼い時もありました。しかし、みんな成長して大人になり、幸せに仕事をし、結婚して子供さんにも恵まれています。いじめは一時的なものだとも思いますので、決して自ら命を絶たないようにしてくださいね。ご両親も、子供の様子がおかしいなと思ったら、子供達の考えをよく聞くようにお願いしますね。

※本記事は、2019年4月刊行の書籍『フランチェスカ昭子の手紙』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。