神の代の天の岩屋は渓ぞひの
 青葉のかげにくらき洞見ゆ

 

谷川の瀬の鳴るなへにひろびろと
 天の安の河原に冬日さしくる

 

鼓打つ神庭に舞ふ手力男の
 戸取りの所作のあらあらしけれ

*高千穂の夜神楽。

※本記事は、2015年3月刊行の書籍『歌集 古事記物語・異聞』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。