「躁」を過ぎ、うつ状態になった時は…

これとは真逆に、うつ状態の時はひどく落ち込み泣きますし、犬の散歩も出来ず、1週間ほど寝込んでしまい、電話にも出られない程です。そんな私を見るに見かねて、知人から様々なカルト宗教にしつこく勧誘されましたがその都度、ことごとく断っていました。

病気になって、10年経って双極性障害とはっきりわかったのです。私も49歳を迎えていました。

双極性障害は田宮二郎さんや作家のヘミングウェイ、北杜夫さんなど大勢いらっしゃいます。北杜夫さんは医師でもあり、ドクトルマンボウで有名な作家さんでしたが、80歳過ぎた頃、自決されました。私も看護において同じ精神力で常に対応するのは無理だと思いました。そして力のある限り文を書こうと決めたのでした。

聖書を読み返し、キリストと再会したのです。

ミッション系の高校時代を思い出し、目からウロコでした。高校時代は英語や音楽のレベルが高すぎて、ついていけませんでしたが、茶道や聖書クラブの部活には熱心でした。懐かしくなり再び、カトリック教会で、お祈りする為に通うようになりました。今では、主人が驚くほど、躁うつ病が随分良くなったといわれます。

きっと、自分のことだけでなく、家族や友人、そして社会の平和も祈るようになったからだと思います。本当に、信仰は人を救います。自分を受け入れてくださった皆様方には、いつも感謝しています。

※本記事は、2019年4月刊行の書籍『フランチェスカ昭子の手紙』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。