大仏に 草餅あげて 戻りけり

【昭和の味がする昔ながらの手作りおはぎ】

 

材料 (おはぎ16個分)

〈 あん 〉

小豆…200g

水…渋抜き用1.5ℓ

  下ゆで用1ℓ

砂糖…200g

〈 もち米 〉

もち米…2合

塩…小さじ1/2

水…360㏄

 

作り方

〈 あんを作る 〉

1 小豆を一晩水につける。

2( 渋抜き)鍋に小豆と水を入れ、途中小豆がかぶるくらい水を足しながら約30分強火で煮て、ゆで汁を

捨てる。

3 再び小豆と水を入れ、約30分煮る。小豆が割れてきたら、芯が残っていないか確認をする。

4 ざるに小豆を上げ、水気をきる。

※市販のゆで小豆を使う場合は、水分をきり5から同じ工程で作る。

5 鍋に砂糖と小豆を入れ、中火で炊く。水分がなくなったら、小豆をつぶす。

〈 もち米を炊く 〉

1 もち米は洗って1時間水に浸す。

2 釜にもち米と水と、塩を入れてよく混ぜ、炊く。

3 炊き上がったら、すり鉢に取り出し、すりこ木で少し粒が残る程度(はんつき)につく。

〈 あんで包む 〉

1 ラップの上にあんを直径5〜6㎝にのばし、もち米をのせる。ラップで茶巾包みの要領で俵形にする。

 

あんの砂糖は、和三盆、黒糖、きび砂糖などを使ってもよい。もち米に白米を混ぜてもよい。もち米のみで作ると堅くならない。白米を加えると時間がたつとすこし堅くなる。​

※本記事は、2019年12月刊行の書籍『一食一句 五・七・五で伝わる母の味』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。