2011年

2011年8月8日 センターホームページお知らせ

酷暑の夏を迎えております。

今年は日本全国で節電が要請されていることもあり、ことのほか厳しい夏になりましたが、皆様のご健康が損なわれないかと心配しております。

幸い、医療機関は受診される患者様のために節電義務の対象から外れておりますが、当然のことながら社会的義務を考え、できる限りの節電に努めねばなりません。当センターでも蛍光灯の本数を減らす、室温を下げすぎないなどの基本的な節電をはじめとし、大型冷蔵庫の運用の抜本的見直しをすることにより、かなりの節電に成功しております。

また、サーキュレーターを多数設置することにより、室温を下げずに快適な空間を提供する工夫も行いました。患者様にご不快な思いをさせないよう努力しておりますが、皆様方におかれましても暑い夏を何とか健康で乗り切られますよう、ご自愛をお願い申し上げます。

2011年9月1日 リウマチ治療は進歩しています

インターネットの利用がすっかり社会に定着しました。スマートフォンが登場してさらに便利になりました。10年前にどんな携帯電話を使っていたかを思い出してみてください。本当に驚きます。今では人とのお付き合いで欠かせないメールだって一般的ではありませんでした。これからもまだまだ便利な世の中になるのだろうと思います。

ネット社会が成長してきたのとほぼ期を同じくして、関節リウマチをはじめとするリウマチ性疾患の治療も進歩しました。10年前にどんな治療をしていたかを振り返ると、これまた驚きです。生物学的製剤(バイオ医薬品)はひとつもありませんでしたし、多くの方が服用されているメトトレキサート(商品名リウマトレックスⓇ)も一部の人々にしか使われていませんでした。

膠原病リウマチ痛風センターでは関節リウマチで受診されている皆様のご協力のもとでIORRA(*)という患者調査を行っていますが、IORRAの結果を見るとその変遷は劇的です。インターネットの進化と同じように医療もこれからまだまだ進化します。一人でも多くの患者様が健康を取り戻し、充実した人生を送っていただけるように、我々としても力を注ぎたいと思います。

9月になりましたが、まだまだ暑い日々が続きそうです。皆様のご自愛をお願いいたします。

膠原病リウマチ痛風センターを受診される方々に受診の動機を伺っていますが、インターネットを見て、と答える人が次第に増えています。口コミや紹介で受診された方々も受診前には当センターのホームページをご覧になっている方が多いでしょう。これから当センターもホームページの情報の更新にも力を注いでいきたいと思います。

【お知らせ】10月2日(日)午前7時~7時30分にTBS系列の健康番組「カラダのキモチ」で当センターの関節リウマチ診療が取り上げられます。日曜の早朝ですが、是非ご覧ください。

*IORRA(Institute of Rheumatology, Rheumatoid Arthritisの略)東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターで2000年から年2回実施している患者調査。毎回約6000名の患者さんにご協力いただいて、病気に関するいろんな質問をさせていただき、その結果を患者さんに報告しています。また、その内容を多くの学術論文として発表し、世界的にも評価されています。

※本記事は、2019年1月刊行の書籍『リウマチ歳時記』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。