(4)理想的な生き方

それでは、そのような心の状態の下で、どのような生き方が人生において「理想的な生き方」であろうか。

それは、一般にいわれるような「太く短く」か「細く長く」か、というような二元論的な発想ではなく、図2のように、もっと総合的で現実的な、「人生を太く、長く、広く、深くかつ幸せに生きる」というものであろう。

すなわち、できるだけ健康で、仕事やレジャーなどもバリバリこなし、長生きをし、いろいろな人々と楽しく交流し、また様々な経験をし、人生にワクワクし、感動を深く味わい、そして「人生っていいな~!」というような彩いろどりのある豊かで幸せな人生を送りたいものである。

[図2]理想的な生き方