伊耶那岐はひどく怒りて須佐之男の
 住むを許さず追ひはらひたり

 

須佐之男は姉・天照に会いたさに
 高天の原へかけ上っていった

 

母神の慈しみを知らない須佐之男は
 荒ぶる性のままに育ちし

*須佐之男は、伊耶那岐(いざなき)(男神)の一人神から生まれた。

※本記事は、2015年3月刊行の書籍『歌集 古事記物語・異聞』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。